人を動かす講座(カーネギーの原則を、小さな会社の現場で使う)

はじめに

学び方

次に、この講座の読み方を決めておきます。中身に入る前に1回だけ読んでください。人間関係の原則は「分かった」で止まりやすいので、読み方で差がつきます。
目次
  1. 目的は「分かった」ではなく「言えた」
  2. 1単元=今日の1回
  3. 読んだら、確認問題を解く
  4. うまくいかない日があって当然
  5. 毎日、振り返りシートを書く
  6. 区分1から順に読む

目的は「分かった」ではなく「言えた」

この講座の合格ラインは、2週間、1人の相手に原則を3つ使い続け、振り返りシートで採点できることです。 原則の名前を覚えることでも、内容を人に説明できることでもありません。

人間関係の原則は、読むと「当たり前だ」と感じるものが多いです。 責めない、ほめる、話を聞く。 でも、当たり前だと思える事ほど、実際の場面ではできていません。 読んで分かった所で止めず、今日の誰かに1回使うところまで進めてください。

1単元=今日の1回

各単元の最後に「今日の小さな実践」があります。 1単元を読んだら、その日のうちに1回だけ試します。

全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。 1日に1つの原則を、1人に、1回。 それで十分に変化が見えてきます。

読んだら、確認問題を解く

確認問題は、実際の場面に近い四択です。 本文に書いてある事だけで答えられるようにしてあります。 間違えた時は、選択肢の下にある「戻る先」の章を読み直してください。

うまくいかない日があって当然

ここがいちばん挫折しやすい所です。 「責めない」と決めた翌日に、カッとなって言ってしまうことは必ずあります。

その時は、自分を責めずに振り返りシートに正直に書いてください。 相手を責めないのと同じで、自分を責めても次は良くなりません。 「次はこう言う」を1つ決めれば、それで前に進んでいます。

毎日、振り返りシートを書く

1日の終わりに、振り返りシートを3分で書きます。 用紙はNo.20にあります。

全部の欄を埋めなくて構いません。 最後の欄「明日、同じ相手に1つだけ変えること」だけは、必ず書いてください。

区分1から順に読む

区分1(No.01〜03)は、必ず最初に読んでください。 後の単元は、すべてこの3つが土台になっています。

区分2以降は順番どおりがおすすめですが、困っている場面があれば先に読んでも構いません。 スタッフへの注意で困っているなら区分4、意見の対立で困っているなら区分3です。

1単元読んだら、今日1回だけ試す。確認問題で間違えたら戻る先を読む。1日の終わりに振り返りシートの最後の欄だけは書く。区分1は必ず最初に。

出典:D・カーネギー『人を動かす』の原則をもとに、独自の言葉と例で再構成。例はすべて架空です。